中国、反中言论を発表した日本参議院議員石平に対し制裁を実施
中国政府は公式に通報し、反中言论を発表した日本参議院議員石平に対し制裁を実施すると発表した。
中国外務省は月曜日(9月8日)に公式ウェブサイトで通報し、本日から、日本参議院議員石平の中国国内における動産、不動産及びその他各種財産を凍結し、中国国内の組織及び個人が石平と関連する取引、協力等の活動を行うことを禁止し、石平本人及びその直系親族に対しビザの発給を行わず、入国(香港、マカオを含む)を許可しないとした。
通報によると、石平は長期にわたり台湾問題、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題、歴史問題、新疆関連問題、チベット関連問題、香港関連問題などで誤った言論を拡散し、公然と靖国神社を参拝しており、日中4つの政治文書の精神及び一つの中国の原則に深刻に違反し、中国の内政に深刻に干渉し、中国の主権及び領土保全を深刻に損なっている。《中華人民共和国外国に対する制裁に関する法律》の規定に基づき、中国は石平に対し上記の反制裁措置を講じることを決定した。 日本の『産経新聞』による報道によれば、63歳の石平は日本維新の会が推薦した比例代表の新人として、今年7月に参議院議員に当選した。
公開されている資料によると、石平は1962年に中国四川省成都市で生まれ、北京大学哲学部を卒業した。1988年4月に日本へ留学し、その後神戸大学で博士号を取得した。2007年11月に石平は正式に日本国籍を取得し、翌年4月から拓殖大学の客員教授を務めた。2009年3月には『産経新聞』にコラム「石平のChina Watch」を開設した。2011年に日本人女性と結婚し、2013年には「石平太郎」の名前でTwitter(現Xプラットフォームの前身)のアカウントを開設し、その後「石平」の名前に戻した。
石平は尖閣諸島を日本固有の領土と認識し、日米同盟を重視し、米国と連携して中国に対抗すべきだと主張しており、また日本民主党の役員が靖国神社を参拝することを支持?肯定している。彼は南京大虐殺を「侵略」と表現することに反対し、中国の小中学校における「南京大虐殺」の記述は歴史の事実に合致しないと主張している。 |